• 私は至ってフツーのサラリーマンで、至ってフツーに恋愛し、至ってフツーに結婚、そして至って普通に3人の父親になりました。
    とにかく、極フツーに生きていました。
    趣味は特別なく、と言うか自分の趣味に没頭する時間もなければお金もない、なので趣味はない事にしています。
    奥さんはインターネットが趣味のようです。
    たまにオフ会だと言って出かけることも有ります。
    奥さんには仕事もしてもらっている上、家事育児と何かと忙しいので、それくらいのお出かけは当然かと思っています。
    子供たちは趣味と言うものはまだまだ分からない年ですが、それぞれ野球やらピアノやら英会話やらなんやらかんやらやっているようです。
    何にしてもお金がかかるので、私は少しでも多くお金を稼ぐのが仕事であり趣味であると言う事にしましょう。
    そんなある日、なんとなく通りかかった宝くじ売り場で、なんとなく買ってみようかなと言う気になりました。
    初めての宝くじ購入でどうやって購入すればいいか全くわからず、お店のお兄さんに聞きながら買いました。
    そこで、連番とバラと言う束を出され、「どちらにしますか?」
    と聞かれたけど全くわからずお兄さんに決めてもらいました。
    連番の方を選んでくれました。
    お礼を言って帰ったのですが、その後実は一等が当たっていたのです。
    連番だったため億と言うお金が手に入りました。
    そして私は趣味と実益を兼ねた自動車整備工場を作り、今は一応社長をしています。
    私の本当の趣味は、車をいじる事なのです。
    そして、あの宝くじ売り場でくじを選んでくれたお兄さん、ネームプレートには「林田学」と書いてありましたが、一生忘れない事でしょう。